こんにちは、墨朔です。ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、SHUREから発売されたXLR-USBオーディオインターフェースの最新モデル「MVX2U Gen2」を購入しましたので、詳しくレビューしていきたいと思います。
実は私は、前機種にあたる初代「MVX2U」も所有していました。新旧モデルで何が変わったのか、実際に使ってみて感じた進化ポイントや注意点をまとめてお伝えします。
1. 開封と同梱品のチェック

まずは内容物を確認していきましょう。箱を開けると、以下の4点が入っています。
- MVX2U Gen2 本体
- USB Type-C to Type-C ケーブル(1m)
- クイックスタートガイド
- 保証書
非常にシンプルなパッケージ構成ですが、必要なものはすべて揃っています。
2. 外観・重量の比較:初代とGen2で何が変わった?

次に、初代モデルと最新のGen2の外観を比較してみます。
外観デザイン
結論から言うと、見た目の形状や接続端子部分はほぼ同じです。 唯一の明確な違いは、本体に印字されている「SHURE」ロゴの色です。
- 初代(無印): ロゴの色はブラック(目立たないデザイン)
- Gen2: ロゴの色はホワイト(はっきりと目立つデザイン)
最近のSHURE製品はロゴを強調するデザインが増えていますが、個人的には機材として馴染みやすい初代の目立たないデザインの方が好みでした。
重量
実際に重さを測ってみたところ、驚くべき結果が出ました。
- Gen2: 99g
- 初代: 100.5g
わずか1.5gの差ですが、Gen2の方が軽くなっています。とはいえ、手に持った感覚ではほぼ一緒の誤差レベルと言えるでしょう。
3. 進化した専用アプリ「Motive Mix」の解説

MVX2U Gen2の真価は、PC用アプリ「Motive Mix」での設定にあります。Gen2になり、多くの新機能が追加されました。
Gen2から追加された強力なフィルター機能
特に注目すべきは、以下の3つの機能がハードウェア側で処理できるようになった点です。
- リアルタイム・デノイザー: PCのファン音やエアコンの騒音をカットします。この機能のためだけに本機を買う価値があると言えるほど高水準です。
- ポッパーストッパー: 「パ行」などの破裂音(ポップノイズ)を軽減します。
- ハイパスフィルター: 不要な低音域をカット(オフ / 75Hz / 150Hz)できます。
これらは初代にはなかった機能で、配信や録音のクオリティを劇的に引き上げてくれます。
設定画面の変更点
自動レベル調整モードでは、初代にあった「マイクの位置」や「ゲイン」の設定項目がなくなりました。これはマイクとの距離に関わらず、システムが自動で最適な音量に調整してくれるようになったためです。
また、モニターミックスの設定も改善されました。初代はマイクと再生音の「バランス」調整でしたが、Gen2ではマイクレベルと再生レベルを個別に設定可能になっています。
4. ノイズ抑制の検証(リアルタイム・デノイザー)
実際にどれくらいノイズが消えるのか、空気清浄機を最大風量(ターボ)にして検証してみました。
デノイザーをオンにすると、ゴーッという激しいファン音がスッと消え、自分の声だけがクリアに抽出されます。ただし、スピーチ用(声)に特化した機能なので、歌や楽器演奏の録音時はオフにする必要がある点は注意してください。
5. モバイル版アプリへの対応
今回、個人的に最も嬉しい進化ポイントがスマホ・タブレットへの正式対応です。
初代モデルをスマホに繋いでも「マイクゲイン」程度しか設定できませんでしたが、Gen2からはモバイル版のMotive Mixアプリでもデバイスを正確に認識し、詳細な設定が可能になりました。
特に、スマホアプリからファンタム電源(+48V)のON/OFFが切り替えられるようになったのは非常に大きいです。以前はわざわざPCに繋ぎ直して設定を変える必要がありましたが、その手間が完全になくなりました。
6. まとめ:MVX2U Gen2は買いなのか?
実際に使用してみて感じた、この製品をおすすめできる人は以下の通りです。
おすすめしたい方
- ハードウェア側でノイズ抑制やコンプレッサーをかけられないオーディオインターフェースを使っている方
- 配信機材をコンパクトに持ち運びたい方
- OBSだけでなく、Discord通話などの「配信外」でも常に高音質なフィルターを通した声を使いたい方
逆に、すでに高機能なオーディオインターフェース(ノイズ抑制等のフィルター搭載機)を持っている方や、初代MVX2Uをサブ機として不満なく使っている方は、無理に買い替える必要はないかもしれません。
唯一の不満点
アプリのUIデザインについて1点だけ。設定画面の真ん中にファンタム電源のスイッチがあるのですが、これが少し分かりにくいです。ダイナミックマイクを接続している時に誤ってオンにすると故障の原因にもなりかねないので、もう少し直感的に状態が分かるデザインだと良かったです。
なお、詳しい仕様はSHURE公式サイトの製品ページでも確認できます。ちなみに、マイク本体の選び方で迷っている方はSHURE MV7+のレビュー記事もあわせて参考にしてみてください。
今回の記事は以上です。MVX2U Gen2は、XLRマイクを最も手軽に、かつ高機能にUSB化できる最高の選択肢の一つだと感じました。
このブログでは、これからもガジェットのレビューや好きなものについて発信していきます。気に入っていただけたら、ぜひ他の記事もチェックしてみてください!
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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