レバーからレバーレスに移行した理由
どうも、墨朔スミです(@sumisakusumi)。
スト5のある時期から、プロゲーマーの方達がレバーアケコンからレバーレスコントローラーに移行し始めました。私もそのうちの一人です。私が移行した理由は流行に乗ったのと、そもそもレバーの操作が上手くなかったからです。
当時は、現在のようにCPTによるデバイスのルールが設けられていなかったため、方向キーの後入力優先が可能でした。これにより一部のキャラクターのTierが変わったほどです。
その後、公式からデバイスに関するルールがきちんと設けられたのですが、今までになかったレバーレスコントローラーという第三の選択肢がプロ・アマ問わず認識されました。移行したプロゲーマーの中にはレバーアケコンに逆戻りした方もいますが、国内のスト6ユーザーに限っては体感ですがレバーレスコントローラーを選択する人が最も多いと感じます。今回は私のレバーレスコントローラー遍歴とおすすめのデバイスを紹介したいと思います。
PUNK WORKSHOP MINI BOX|レバーレスコントローラー1台目

この製品の特徴
競技シーンでの使用を前提に設計された格闘ゲーム向け入力デバイスです。メンテナンス性にも配慮し、磁石開閉式の天板構造を採用しており、天板の取り外しが容易なため内部清掃やパーツ交換がスムーズに行えるのが本製品の売りです。2023モデルより競技シーンでの使用を目的に、より迅速な入力を可能にする新型超低ストロークボタンを導入し、PCゲーム用に最適化されたPUNK WORKSHOPオリジナルファームウェア搭載のチップ(PKB)を採用しています。サイズは(幅)約300mm × (奥行)約200mm × (高さ)約32~22mm、USB接続でケーブルの長さは約1.8mです。
最初に購入したのが『PUNK WORKSHOP MINI BOX』になります。4ボタン+8ボタンというすごくシンプルなボタン配置のレバーレスコントローラーです。初めは黒色を購入したのですが、あとから白色が欲しくなったため、実は2回購入しています。1台目の購入時期はスト5の末期、2台目はスト6の初期に購入しました。
2台目でしばらくスト6をプレイしていると、相手のインパクト返しが全くできずにイライラしながらプレイしていました。ちなみに本製品を使用していたときは一番右上のボタンにインパクトを割り当てていました。それからしばらくして、PUNK WORKSHOPから様々なボタン配置のレバーレスコントローラーがリリースされたことをきっかけに買い替えを決意することにしました。
PUNK WORKSHOP MINI BOX タイプB|インパクト対策で買い替え

本製品の特徴は『PUNK WORKSHOP MINI BOX』を参照。
前述でもお伝えした通り右手親指でインパクトを返したいと思い始めたため、『PUNK WORKSHOP MINI BOX タイプB』を新しく購入しました。おそらく今までのレバーレスコントローラーの中で一番使用暦が長い製品です。本製品から右手親指ボタンにインパクトを割り当ててプレイしていますが、個人的に一番おすすめの設定です。試しに右手親指ボタンをパリィに変更してみたりもしましたが、インパクトが返せなくなってしまったため最終的に右手親指ボタンに落ち着きました。
VARMILO FK2|業界初のラピッドトリガー搭載モデル

この製品の特徴
Cherry MX Inductive Silver(磁気)スイッチを採用し、特許取得のRapid Trigger機能に対応している点が最大の特徴です。トラベル距離はわずか1.5mmで、作動点・復帰点を0.1mm刻みで調整可能なため、指を離した瞬間に入力が反応します。スイッチは2億回打鍵の耐久性を持ち、ばねと潤滑剤がカスタム調整されています。ボタン間には内部支持コラムが追加され、安定性・耐久性が向上しているほか、専用ソフトウェアで作動点の調整やボタンの再割り当てが可能です。本体サイズは329.23×224.22×26.80mm、重量は1404.2gです。
ちなみに製品名の「FK2」は日本語の「不屈(ふくつ)」の響きに由来しているそうで、格闘ゲームの精神性にちなんだネーミングとのことです。プロプレイヤーとの共同開発とも謳われており、専用収納ケースが付属し、ケースを本体の下に敷くことで高さ調整もできる仕様になっています。
業界初のラピッドトリガー搭載ということで興味が湧き購入しました。PlayStation 5・PlayStation 4非対応ではあるものの1万7,000円と、レバーレスコントローラーの中では手が出しやすい価格が魅力的です。また1万円台のレバーレスコントローラーとは思えないほどクオリティも高いです。
ただ、個人的にボタンの感触と配置がどうしても慣れなかったため1日で使用を断念しました。
NOLVA|1万円台で買えるHORI初のレバーレスコントローラー

この製品の特徴
HORIが手がける同社初の全ボタン式(レバーレス)コントローラーです。天面には12個のメインメカニカルキー(方向入力4個、アクション8個)を備え、3つの着脱可能な拡張ボタンでカスタム構成が可能。キーロックスイッチ、タッチパッド、3.5mmヘッドセット端子、抜け防止のケーブルロック機能付き着脱式ケーブル、滑り止め底面を搭載し、ボタン機能は専用アプリでカスタマイズできます。対応機種はPlayStation 5・PlayStation 4・Windows 11/10で、Sony公式ライセンス製品です。本体サイズは、(幅)約300mm × (奥行)約210mm × (高さ)約30mm、重量は約710g。
他のメーカーがPS5対応版を3万円〜5万円でレバーレスコントローラーを販売しているのに対し、HORIは17,980円(税込)という破格の価格で本製品をリリース。値段が高すぎて今までレバーレスコントローラーを買えなかったけど、この製品でレバーレスデビューしたという人は多いはず。それくらい爆発的に売れ、発売当初は在庫切れ状態でした。
打鍵音がうるさかったり、ほか製品のキースイッチやボタンが使えないといったデメリットはあるものの、値段を考えれば妥協してもお釣りが出ます。
レビュー記事もありますので、ぜひご参考ください。

Hit Box ULTRA|完成度は頭一つ抜けた上位モデル

この製品の特徴
レバーレスコントローラーの元祖ともいえるHit Boxの最新モデルで、独自の「C.O.M.B.O. Extension」ボタンが3つ追加されたことで、従来の12ボタンから15入力へと増加しています。また旧モデルより薄型・軽量化されています。ボタンはCherry MX Low Profile Speed Silverマイクロスイッチを採用し、作動点は0.3mmの高感度設計。本体サイズは(幅)407mm × (奥行)178.6mm × (高さ)27mm、重量1.7kgと重めです。対応機種はPlayStation 5、PlayStation 4、Nintendo Switch/Switch 2、PC(USB接続)、ボタンのトータルストロークは0.65mm・1.0mm(標準)・1.5mmの3種のオプティマイザーで変更が可能です。USB Type-Aケーブルは着脱式で、磁石式の底面カバーやトーナメントモードスイッチも備えています。価格は税込54,780円。
本体のクオリティだけでいうと本製品が頭1つ抜けている印象です。PUNK WORKSHOPのMINI BOXは天板にボタン、底盤に基盤が付いているため、開閉したときに回線で繋がれている状態になってしまうのですが、本製品は基盤・ボタンともに天板についているため底盤を本体から完全に分離できるのがメリットです。
本製品のデメリットですが、まず指紋がめちゃくちゃ目立ちます。なぜこの素材で本体の色を黒にしたのか。もう1つはジャンプボタンの位置です。私は普段左手親指でジャンプボタンを押すのですが、両手を本体に置いた際にジャンプボタンの位置に違和感を覚えました。数時間プレイしてみて、ようやくその違和感の原因がわかりました。この製品は右手でジャンプボタンを押す人向けの製品なんです。試しに右手で押すようにしてみたら手のつっかえが消えました。なので、左手親指でジャンプボタンを押す方は注意が必要です。
レビュー記事もありますので、ぜひご参考ください。

PWS R14 Shuto Model|右手が腱鞘炎に…

この製品の特徴
Crazy Raccoon所属のShuto選手(@Shuto_fgc)監修モデルで、シンプルで洗練されたデザインに、選手本人が使用しているボタン配置を採用しています。ベースとなる「PWS R14」は、従来のMINI BOXやULTRA BOXで培った設計ノウハウを継承しつつ筐体構造から全面的に再設計されたフルリニューアルモデルで、内部スペースの最適化と携帯性のバランスを見直し、トーナメントシーンなど様々な環境で高いパフォーマンスを発揮します。クリック感のある確かな押下フィードバックと磨き抜かれた応答速度が特徴の「PWS Blaze Spark」ボタンを標準搭載。選手モデルという性質上、限定的なデザイン・レイアウトである点が他モデルとの違いです。本体サイズは、(幅)約300mm × (奥行)約200mm × (高さ)約32~22mm。価格はPKB(PC)の場合、39,980円(税込)。Brook Gen-5の場合、51,980円(税込)になります。
スト5の頃から若手選手の中で一番Shutoさんが好きだったため、応援の意も込めて購入しました。あとはボタン配置が特殊すぎるのと、Shuto選手が実際にこのボタン配置で活動されているとのことで興味が湧きました。
購入後こちらのレバーレスコントローラーでゲームをプレイしましたが数週間で右手が腱鞘炎になってしまい、仕事に影響が出てしまったため売却しました。右手親指をフル活用できるこのレバーレスコントローラーは、私には諸刃の剣だったようです。
NOLVA Reactor(静音モデル)|現状もっともおすすめな1台

この製品の特徴
従来のNOLVAに静音ボタンを採用したモデルです。前機種よりも打鍵音が静かになったことで、環境を気にせずプレイできる設計です。本体サイズは(幅)約350mm×(奥行)約210mm×高さ約30mm、質量は約720g。ボタン押下圧は40±10gf、ストローク長は約2.0mmで、キースイッチはすべて取り外し可能。ボタン直径は基本約23mmですが、方向キーの上ボタンと隣接する拡張ボタンのみ約26mmとやや大きい設計になっています。対応機種はPlayStation 5・PlayStation 4・PC(Windows 11、XInput対応ゲームのみ)。価格は19,980円(税込)で、2026年6月発売されました。
ここ最近発売されたHORIのレバーレスコントローラーです。第一印象は前機種から正当進化して生まれ変わった化物といった感じです。前機種の不満点がほぼ改善されている本製品ですが、1点だけ前機種に劣る点があります。それがイヤホンジャックの排除です。まぁ前機種でどれくらいの需要があったかは分かりかねますが、私は一切使っていなかったので問題ありませんでした。
個人的なマイナス面は2点です。前機種もそうなのですが、天板のデザインがダサすぎる。もう少しなんとかしてほしいですね。もう1点はアプリの不具合です。簡単に言うとボタン割り当てが意図しない設定になります。
ボタン割り当ての不具合も含め、詳細をレビュー記事で紹介していますので、ぜひご参考ください。

結論|購入するならNOLVA Reactorが一択な理由
これから初めてレバーレスコントローラーの購入を考えているのであれば、『NOLVA Reactor』一択だと私は思っています。アプリの不具合はあるものの、まぁHORIなのでいずれ直してくれるでしょう。やはり安いは正義です。
私はもうゲームをほぼ引退してしまった身です。ただそれによって客観的に見えることも増えました。はっきり言いますが、格闘ゲームでしか遊べないコントローラーに5万円出すのは、あまりにもお金が勿体なさ過ぎる。みなさん5万円ですよ?冷静に考えてください。値上げ前のNintendo Switch 2とほぼ同じ価格ってやばくないですか?もう一度言います。レバーレスコントローラーは格闘ゲームでしか使えないコントローラーです。そのコントローラーを使えばプロになれるわけでも実力が上がるわけでもありません。正直ただの自己満足です。
差額の3万円をゲーミングモニターやPCに回したり、使わずに貯金したほうが絶対にいいです。もしどうしても購入したいのであれば、突発的に買うのではなく目標を立ててそれが達成できたタイミングで自分へのご褒美として購入するのが良いと思います。



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