どうも、墨朔スミです(@sumisakusumi)。
NuPhy Air75 V3(英語配列/Blush nano)を購入してから5カ月以上が経過したので、そろそろレビューを書こうと思います。
結論から言うと、ある不満点があったため売却しようか考えていたのですが、原因を調べて対処法を色々試したところ不満点が解消したので、しばらく使い続けようと思っています。その不満点も製品紹介とあわせてお伝えしていきますので、最後までお付き合いください。
購入した経緯

NuPhy Air75 V3を購入する前は、REALFORCE GX1(キー荷重30g)を使用していました。
ですが、キー荷重30gはキーが軽すぎて打ち間違いが頻発していました。例えばFPSゲーム「オーバーウォッチ」をプレイしているとき、キーに指を添えているだけで反応してしまうことがよくありました。「それならアクチュエーションポイントを上げればいいのでは」という声が聞こえてきそうですが、もちろん調整済みです。それでも私のプレイスタイルでは誤入力が後を絶たず、改善しませんでした。
ということでREALFORCE GX1(キー荷重30g)の売却を決め、代わりのキーボードを探すことにしました。そこで候補に挙がったのが「NuPhy Air75 V3」です。以前YouTubeの動画で軽く見たことがあり、製品自体は認知していました。
NuPhy Air75 V3を選んだ理由は2つあります。
1つ目は、ロープロファイルであること。REALFORCE GX1の前は「Keychron K2 HE」を使っていたのですが、「Keychron K2 HE」→「REALFORCE GX1」と乗り換える中で、OEMプロファイルのような背の高いキーキャップは自分に合わないと分かりました。そのため、次に買うキーボードは絶対にロープロファイルにすると最初から決めていました。
2つ目は、白色メインのキーボードであること。この点は1つ目の理由と同じくらい譲れない条件でした。数年前から白色のガジェットを買い集めていて、デスク周りの色を統一しているためです。ロープロファイルかつ白色のキーボードを探した結果たどり着いたのが、「NuPhy Air75 V3」でした。
同梱物

付属品は以下の通りです。
- キーボード本体
- USB-C to USB-C接続ケーブル(Type-A変換アダプタ/コネクタ付き)
- 2.4G USBレシーバー
- ノーマルプロファイルノブモジュール
- ロープロファイルノブモジュール
- 追加キーキャップ(配列により数個〜十数個)
- スクリュードライバー / 精密ドライバー(ノブ・パネル交換用)
- キーキャップ/スイッチプラー(引き抜き工具)
- ユーザーマニュアル / FAQ
キーキャップを白に統一できるのは個人的にポイントが高いですね。私はデスク周りのデバイスをなるべく白で統一したい人間なので、私と同じようなデスク環境の人にとっては購入候補に挙がると思います。
ですが、USBケーブルをはじめ一部の付属品の色を見てみるとグレーなんですよね。これは正直マイナスポイントです。前機V2であれば合っていたと思いますが、キーキャップのグレーを排除したのにグレーを採用する意図がよく分かりません。V2の使いまわしだったりするのでしょうか?
外観・デザイン
個性がちょっと強すぎる「NuPhy Air75 V2」との比較

V3の外観はV2と比べると個性は失ったものの、白を基調としたデスクにはより統一感が出るデザインになったといえるでしょう。私はV3のデザインの方が断然好きですね。白とライトグレーで色分けする意味も感じられないですし、デザインにおいて色数は少ない方が好みです。
NuPhy Air75 V3を各方向から見ていく

NuPhy Air75 V2と比べ、すべてのキーキャップを白色に統一することができます。本体はプラスチックではなくアルミなので安っぽさは一切なく、重量も程よく重いので、タイピング時に本体が動くといったこともありません。

白以外にも、Escボタン(ライトグリーン)、Insertボタン(黄色)、右上のボタン(朱色)の3種類も付属します。

右上のキーはノブに変更可能で、ノブモジュールは2種類同梱されています。本体で音量調整をしたい方はノブを利用するのが良いでしょう。個人的には右のノブの方が好みですね。左のノブは摘まんだときに「INS」と「PGUP」に当たってしまいます。

側面を見てみると分かりますが、裏面の角度調整を使用しない状態でも、わずかに傾斜がかかっています。

裏面上部には金属板にNuPhyのロゴと製品名などが印字されています。今回初めて気づいたのですが、フィルムを剥がし忘れていました(笑)。ただ、傷つきやすそうなのでこのまま付けておこうと思います。

上部の画像です。左側にUSBの差し込み口とUSBレシーバーを収納する溝が、反対の右側には電源オフ・有線・ワイヤレスの選択スイッチとWindows・Macの選択スイッチがそれぞれ設けられています。

角度調整を使わない状態がこちら。私は普段この角度で使用しています。

角度調整、一段階目の角度。

角度調整、二段階目の角度。
「NuPhyIO」について





「NuPhyIO」(nuphy.io)は、PCにインストール不要でWebブラウザ上から動作するNuPhy製品専用の設定ツールです。主にキーカスタマイズの際に使用するのですが、使用する際はUSB接続でキーボードを認識させる必要があります。ワイヤレス状態では使用できませんので注意しましょう。またNuPhyIOはブラウザ版だけでなくアプリ版(Win・Mac)もあります。触ってみた感覚、特に違いを感じませんでしたので好きな方を使用するのがいいでしょう。
キーカスタマイズの他にマクロ設定やスリープ時間設定なども可能で、割と自由度のあるツールだと感じました。
NuPhy Air75 V3のキーカスタマイズの方法

キーカスタマイズの方法は凄くシンプルです。画面上部にあるキーボードに現在のキー設定が表示されています。設定を変更したい場合は、キーボードの指定キーを選択したあとに下部の「通常文字キー」と「常用文字キー」から変更したいキーを選択するだけです。
NuPhy Air75 V3で気になる点
ここからは冒頭で述べた不満点について記述したいと思います。
ワイヤレスの仕様が分かりにくい
まず本体に有線とワイヤレスのスイッチがあります。私はWindowsを有線で、Macをワイヤレスで使用しようと思っていました。ですが、ワイヤレス状態だとキーがなぜか反応しません。原因を調べてみると同じような症状の方がいたため、とりあえずそこに書かれていた解決策を1つずつ実行して試してみました。
- 2.4GHz USBレシーバーのファームウェアのアップデート
- ワイヤレス状態でFn+4
- USB3.0以上のUSBに差す
- 電源を一度切って、再度電源を入れる
正直どれが正解だったのは分かりませんが、無事認識してくれました。恐らく一番可能性が高いのはFn+4だと思います。

というのも、本機はワイヤレスモードに2.4GHz接続とBluetooth 5.0があり、コマンドで切り替える必要があるらしいんです。よく見たらガイドブックに記載されていたので私の落ち度ではあるのですが、分かりにくいことには変わりない。
安定性に難あり
この記事を執筆している最中に起きた症状なのですが、いきなり接続と切断が繰り返される謎現象が起きました。しばらくすると症状がおさまったのですが、何が原因でそのようなことが起きたのか、そして何故直ったのか理解できないまま事が終えてしまったため、モヤモヤだけが残る形になりました。
それとは別にNuPhyIO上で現在のキー設定の表記がバグる時がたまにあり、その原因も現在分かっていない状態です。一応、表記がおかしくなったら本体の電源を切ってもう一度電源を入れると直るのですが、これも正直モヤモヤします。
総評|とりあえず継続して使用してみる
NuPhy Air75 V3を5カ月使用してみた感想としては、挙動がおかしくなる以外は概ね満足いくキーボードでした。ですが、最高のキーボードと言えるかというと微妙です。本機を使用してみて、改めて安定感のあるガジェットの必要性を感じました。ジャンルは違いますが、オーディオインターフェースのRME Babyface Pro FSは抜群の安定性に定評がある製品です。製品を使用していてストレスを感じさせないということは、それだけでその製品を購入する価値があるんだなと再認識しました。とりあえず本機を継続して使用していくつもりですが、良いキーボードを見つけたらそちらに乗り換えるかもしれません。
というわけで、今回は「NuPhy Air75 V3」のレビューでした。最後までご読了いただき誠にありがとうございました。
墨朔スミでした。
ゲーム配信や実況で使うおすすめの機材はこちらの記事でも紹介しています。
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